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日の名残り(THE REMAINS OF THE DAY) 1993 [は行の映画]

日の名残り0.jpg 素敵な響きの邦題に惹かれて、観てみました。

出演者を一見しても、地味な印象の作品と思われるのですが・・・
そのとおりで?(笑) とても落ち着きのある、成熟した大人の雰囲気漂う映画でしたね。

ホプキンス自身が妖しげな存在?と思ってしまうのは誤った先入観のせい?(爆)
(いつまでレクター博士を引きずっているのでしょう!自分。(苦笑))

ここでは、哀しいまでに真摯な生き様を見せてくれています。



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日系の英国作家K・イシグロのブッカー賞受賞作を基に、
一人の侯爵(J・フォックス)の忠実なる執事が、
自らの仕事に完璧を成すため、女中頭への恋心を断ち切り、
老境の父に侯爵の身の回りの世話ができないと知ると情け容赦なく掃除係に格下げしてしまう、
そのストイシズムを冷徹に描く。                          
                                        (allcinema より)
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“執事” というと、おしなべて“慇懃” というイメージが浮かぶかと思うのですが
(時には 慇懃無礼な鼻持ちならないヤツ というマイナスイメージだったり・・・?(苦笑))

この、スティーヴンスという執事は、生まれながらにして“執事!”という感じすらしました!?
最初に主人ありきで、すべての行動 (時には思想までも?) が決まっていきます。
とても真摯で、誇り高く、そして自己を抑制する能力に長けているようです。


そう言った職業がまだ健在でいられた頃のお話です。

1950年代のこと。
オックスフォードにある「ダーリントン・ホール」と呼ばれるお屋敷は、持ち主が亡くなり・・・
その悪しき評判のために?取り壊されてしまうかにみえたが、
以前訪れたことのある米国人の富豪ルイスが買い取った。

一時は狐狩りやら、秘密の?国際会議やら の、華やかな貴族の暮らしがあり
多くの使用人が それぞれの持ち場で立ち働いていたものだったが・・・。

今や老執事となったスティーヴンスも、長年ここで主人のダーリントン卿に仕えた。

ルイスは彼に、引き続いて働いてくれるよう頼んだ。

かつての使用人は去ってしまい、人手が足りないというところへ、
以前女中頭をしていた人からスティーヴンスの元へ突然手紙が舞い込む。

その女性は、仕事仲間からの求婚を受け入れ、お屋敷を去ったのだった。
海辺の街で平穏に暮らしているとばかり思われていたが、
彼女の手紙には離婚をほのめかす文字が・・・?

スティーヴンスは、信頼の置ける彼女とまた再び仕事をしたい!との思いと
離婚をほのめかす文字の裏には!? と、ほのかな別の思いが立ち上り?
新しい主人ルイスに休暇を願い出て、彼女の住む海辺の街へとクルマを走らせるのだった。

スティーヴンスはいつしか回想していた。

ミセス・ベン その昔、ミス・ケントンは、彼が審査してお屋敷に招き入れた。
勝ち気そうで物怖じしない女性だったが、人の心の機微に聡い女性でもあった。

そんな 有能なミス・ケントンに、密かに心惹かれるスティーヴンスだったが・・・?
以心伝心? 彼女も積極的に彼に近付こうとするのだった!?

さて・・・?


仕事を優先するあまり?自己を出来うる限り抑制し、
またとないチャンスの恋さえも成就させまいとする!?誇り高き男の渋すぎる物語。

切なさ、もの哀しさが心にジーンと染みてくる感じの逸品でした。

アンソニー・ホプキンス演ずるところの執事の “滅私奉公” ぶりが見事でしたね。

そして、主人のダーリントン侯爵の生き方もまた、興味深いものでした。
“斜陽” の象徴ですかね?

「日の名残り」 しみじみとした良いコトバと思います。(歳かな?自分(爆)) 


アンソニー・ホプキンス(スティーヴンス) オックスフォード ダーリントン・ホールの執事
エマ・トンプソン(ミス・ケントン) ダーリントン・ホールの女中頭
ジェームズ・フォックス(ダーリントン侯爵) ダーリントン・ホールの主人 
クリストファー・リーヴ(ルイス) アメリカ人の富豪 ダーリントン・ホールを後に買い取る
ピーター・ヴォーン(ウィリアム・スティーヴンス) スティーヴンスの父親 ベテラン執事
ティム・ピゴット・スミス(ベン) ミス・ケントンの夫となる 元執事
ヒュー・グラント
ミシェル・ロンズデール
レナ・ヘディ
ベン・チャップリン

原作 カズオ・イシグロ

監督 ジェームズ・アイヴォリー


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コメント 8

Labyrinth

shin さん (^_^)ノ
abika さん (^_^)ノ
takemovies さん (^_^)ノ
いつもnice!どうもありがとうございます。
by Labyrinth (2009-06-29 18:40) 

qoo2qoo

こんばんわ☆
いつもありがとうございますo(´▽`*)/
※夏は暑いですよね!猫は毛皮のコートを着てます(^^;
by qoo2qoo (2009-06-29 19:54) 

Labyrinth

xml_xsl さん (^_^)ノ
あんれに さん (^_^)ノ
yuki999 さん (^_^)ノ
いつも nice!を、ありがとうございます!
by Labyrinth (2009-06-29 23:32) 

Labyrinth

qoo2qoo さん (^_^)ノ こんばんは。
ねこちゃん わんちゃん 族にはこれからの季節は酷ですなぁ (^◇^;
マキちゃんコーナー毎日楽しみにしていま~すっ
nice!どうもありがとうございます!
by Labyrinth (2009-06-29 23:41) 

ナン

「日の名残り」、内容にぴったりの題名ですね。
エマ・トンプソンが好きでイギリス映画にはかかせない品の良さが、アンソニー・ホプキンスの堅物さとのバランスが最高です。
ラストのバスに乗る時の無言の表情がたまりません。
by ナン (2009-06-30 11:28) 

Labyrinth

父ちゃん さん (^_^)ノ nice!どうもありがとうございます。
by Labyrinth (2009-06-30 15:55) 

Labyrinth

ナンさん (^_^)ノ こんにちは。
ナンさんもご覧になった作品なのですね~ さすがです。
バスのシーン
夜の雨の中、遠ざかっていく彼女の顔は必死な思いでいっぱいに見えてしまいましたが?
いろいろと言ってしまいたいことがあったでしょうにね(-_-;
なんとも切ない物語でした。
by Labyrinth (2009-06-30 16:04) 

Labyrinth

nomi さん (^_^)ノ いつもnice!を、ありがとうございます!
by Labyrinth (2009-07-01 22:17) 

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わたしを離さないで(NEVER LET ME GO) 2010(ごまちゃん's 備忘録 2011-06-20 18:05)

  原作が カズオ・イシグロ? おぉ! なんとアノ 『日の名残り』 の原作者でしたか!予告編でわかっていましたが・・・やはり、“ソコ” がどんな表現になるのか とても気になり観てみました。残酷だけれど、美しく静謐な・・・ というか美しく静謐に描かれながらも、極めて残酷・・・ というか(苦…[続く]

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