ある日どこかで(SOMEWHERE IN TIME) 1980 [あ行の映画]
クリストファー・リーヴを偲んで・・・・・・と言うほど、好きという訳でもなかったのですが、何故か惹かれて?の鑑賞です。
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なぜか相性の良い“恋愛もの”と“時間SF”だが、これはその中でも白眉、
狂おしいまでの切なさに満ちた名編である。
母校で初演を迎えていた新進の劇作家リチャードのもとへ現れた老婦人は、
金時計を手渡すと“帰ってきて”という言葉を残し去っていく。
数年後、再び母校を訪れたリチャードはその町のホテルで一枚の肖像画に心を奪われる。
そこに描かれた美女エリーズは、かつての老婦人の若き日の姿だった。
日増しに膨れ上がる“彼女”への想いに苦しむリチャードは、
ついに時間の壁を越えエリーズと出会う……。 (allcinema より)
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印象的なのが、ストーリーの大半がここで展開すると言っていい 「グランド・ホテル」
海のそばに建つ、白い外観がとても美しいリゾート・ホテルですが
1910年代のリッチな人たちの社交場だった様子が描かれています。
明るい陽差しの中の瀟洒なホテル・・・
観ているだけで宿泊したような気分になれる? そんな お得感がありましたね。(笑)
夢のようなお話なので、こちらの想像力も働いてしまいますね?
夢のような、有り得ないような話を、圧倒的な説得力を持って描いているか?
と言うと・・・
そうとも言い切れない・・・ というのが正直なところでしたけれども。(爆)
しかし、
「この美しい女優に会いたい」 という作者の願望は痛いほど伝わってきました!
(J,マシスンの憧れた女優の画像も見たのですが、う~むむ ・・・てな感じでした(笑))
セピア色のポートレートを見た途端、雷に打たれたように恋に落ちてしまう・・・!
そんなに激しくはなくても、似たような経験は誰にでも有りそうなことですよね?
“この人の若い頃に出逢ってみたかった!” とか・・・?(微笑)
そんな気持ちを思い起こさせてしまうようなところが
この作品が、今でも多くの人々に愛されている由縁でしょうか?
ファンの熱い思いが籠もったHPもご覧下さい!
無粋な話になって恐縮なのですが・・・
単純な疑問としては、「なぜ時を超えて旅が出来たのか?」 ということ。
ネタバレになってしまいますが
『travels through time』(時間を通しての旅行)という1冊の本が出て参ります。
これはエリーズの部屋に有ったもので、リチャードが見つけ、手に取るなり
「著者は大学の恩師だ」 というようなことを言って、パッと顔が輝くのですよね。
結局、試行錯誤の末、 リチャードは時空を超えちゃった! というわけですが・・・。
(その方法はあまり深く追求しない方が粋というもの?(笑))
思いが強ければ望みは叶う!? (^_-)b
クリストファー・リーヴは学生時代から演るので、とても若くて、軽い感じがするのですが
端正なマスクにブルーの瞳は、イケメンと呼ぶに相応しい綺麗さでしたね。
もちろん、エリーズ役のジェーン・シーモアも、妙齢の輝くばかりの美しさ!
しかし
公開当時は不評ばかりで、早々に打ち切りとなったという・・・。
(クリストファー・リーヴはダイコン役者 とまで言われたそうですね (苦笑))
後々になって、ファンが増大してゆき、熱く語られるようになるなんて
まったく摩訶不思議な作品ではございますね~。
ところで、DVD特典の映像は
とにかく素晴らしい! と言っても過言ではないほどに充実していたと思います。
関わった主なる人々が出て来て、それぞれの立場で興味深い事を話しておりました。
まず、“低予算” 映画だと聞いて、吃驚なのですが・・・
そんなことを感じさせないほど、衣装やセット?も遜色ないものと思われました。
しかし、あの時代、CGなども無くて、それなりの表現方法で撮られたわけですが
まあ、確かに “低予算” かな? と思えないでもないようなシーンも有ったかも~?(笑)
主役二人のインタビュー映像も、今となっては本当に貴重なものになりましたね。
(1995年5月27日落馬事故で首から下が不随となってしまったクリストファー・リーヴ氏は
2004年10月10日心臓発作が元で帰らぬ人に・・・。 享年52歳。 合掌)
ストーリーにも深く関わり、場面場面で印象的に使われている美しい旋律・・・
(ラフマニノフ 「パガニーニの主題による狂詩曲 作品43より第18変奏曲」)
・・・が、とても心地良いのですが ・・・
実は、原作者のリチャード・マシスンのイメージではマーラーだったところを
音楽担当のジョン・バリーが 「間延びした感じは良くないのでは?」と変更したとか・・・。
(もちろん ジョン・バリーの音楽も、美しい風景に馴染んで、とても素敵なものでした。)
いづれにせよ、
美しい映像、優美な音楽、狂おしくも切ないロマンス
そして、主演男優の悲劇的なエピソードと重なるところもある(?) とくれば
やはり、一見の価値有り!・・・かも・・・よ。
クリストファー・リーヴ(リチャード・コリアー) 劇作家
ジェーン・シーモア(エリーズ・マッケナ) 20世紀も初めの頃に活躍した人気女優
テレサ・ライト(ローラ・ロバーツ) 老婦人の秘書
スーザン・フレンチ 老婦人になったエリーズ
クリストファー・プラマー(W. F. ロビンソン) 若きエリーズを発掘したマネージャー
ビル・アーウィン(アーサー) グランド・ホテルの名物ボーイ
原作・脚本 リチャード・マシスン 『ある日どこかで』 尾之上浩司訳 東京創元社 文庫
監督 ジュノー・シュウォーク
音楽 ジョン・バリー







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