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ビリー・リンの永遠の一日<未>(BILLY LYNN'S LONG HALFTIME WALK) 2016 [は行の映画]

ビリー・リンの永遠の一日.jpg クリステン・スチュワートに導かれて? (^_^;

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アン・リー監督が現代のアメリカや戦争のあり方を問う社会派ドラマ。
イラク戦争で味方を助けるために危険を冒したビリー。
それをきっかけに国の英雄となった彼は、一時帰国の間に全米凱旋ツアーへと駆り出されるが…。
                                                                            (TSUTAYA website より)
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クリステン・スチュワートに導かれましたが ^^;
アン・リー監督の作品は嫌いじゃないので楽しみにしてました。

反戦映画とは言っても、ちょっと毛色の変わった作品で?なんだかとても心惹かれましたね。
う~むむむ 毛色の変わった・・・ なんて表現は失礼かっ (汗)
リアルと言うか、とても繊細な心理描写で、ぐいぐいと惹き込まれてしまいました。
ラストはワケも無く目頭が熱くなったりして・・・!? (微笑)

LONG HALFTIME WALK → 長時間の散歩(直訳)

冒頭は、いきなりイラクでの銃撃戦!?
脚を撃たれた一人の米軍軍曹が連れ去られようとしていたところへ、若い歩兵が猛突進!?
その模様が、偶然カメラに収まった! というところから。

従軍カメラマンが慌てて置き去りにしたカメラが、しっかり撮っていた!  ということで・・・
そのことが報道されるとっ
当該の兵士ビリー・リンと、彼が所属する第二分隊 “(別名)ブラボー隊” が脚光を浴びることに・・・。
(リン特技兵は、このことで19歳にして銀星賞を受勲)

“ブラボー隊” の7名は、感謝の声に応えるため全米を巡ること、はや2週間・・・
ツァーのラストは、テキサス州ダラスで感謝祭の日に行われるアメ・フトのハーフタイムショーだった。

当日、宿舎で朝寝していたビリー・リンのケータイが鳴り、兵士仲間のマンゴーの声が発破を掛ける!?
慌てて飛び起き!? 玄関前に集合している仲間の列に加わる!
こうして、 “ビリー・リンの永遠の一日” が始まったのだが・・・

さて・・・?

お祭り気分のダラスの街中にいても、ふとイラクの埃っぽいバザールの風景が過ったり・・・!?
物音に異常なくらい反応し、反射的に身を固くするビリー・リンなのでしたが
そんな彼を通して、戦場の過酷さや非情さに思いを馳せる自分でした。
(全編を通して、違和感なく切り替わるフラッシュバックの効果が利いていました)

これまで “PTSD” と言われてもあまりピンと来なかった私めでしたけれど・・・(汗)
今回ばかりは、感情移入と言うのもナンですが、何だか身に染みて感じた気が致します。

これもひとえに、
ビリー・リンを演じた新人ジョー・アルウィンの恵まれた資質による好演のたまものかと・・・。
(19歳の青年の “感性” を自然体でさりげなく表して・・・ とても好感が持てました)

また、脇を固める “クセの強い” 中堅どころや、“ブラボー隊” のメンバーたちも良かったです!

やはり、一番目立つのは、終始行動を共にするダイム軍曹役のギャレット・ヘドランドでしたが
印象深いのは?シュルーム軍曹のヴィン・ディーゼルの方でしたかね?(微笑)
(ある意味儲け役かも・・・)

“ブラボー隊” で映画製作を目論むアルバート(クリス・タッカー)が、まだ話半分というのに?
スポンサーが差し向けた長~いリムジンの車中で、当の兵士たちにギャラの話をするのですが
大金を手にしたら何に使うか、各々がはしゃいで口にする中・・・
訊かれたビリーは当然のように “姉の治療費に充てたい” と言います。

ビリーの姉キャスリン(クリステン・スチュワート)は、最初から傷だらけ・・・!?
不運な交通事故によるものでしたが、持ち前の美貌を損なったことで、婚約破棄の憂き目に・・・!?
そこで、姉思いの “テキサス男” ビリーがしたことはっ ^^;

映画の中では、二人の軍曹の前で語っていましたが・・・ 相手のクルマをボコボコに!w
それで御縄になる代わりに、兵役を選んだ ということで・・・
姉キャスリンとしては、ビリーに “済まない” という強い思いがあります。

英雄と持ち上げられている弟に、もうお役にたったのだから二度と戦場には行くな! と。
そう真剣に言うのは姉のキャスリンただ一人・・・。

その辺りが、当時の “風潮” の一端をあらわしているのでは・・・と思われます?

傷を負っていても、美的なクリステン・スチュワートでしたけれど・・・ w
出番は少なくても、やはり独特のオーラは強烈で、印象深い役柄でしたね。

・・・クライマックスのハーフタイムショーでは、ビリーの心中にお構いなく、華々しい催しがっ

そこで偶然出会ったチアガールの女の子と恋が芽生えそうな雰囲気でしたけれど・・・。(微笑)

フェイゾンとの会話で、印象深いフレーズがありました。

彼女が、立派な行動だったと讃えるとっ
“あれは人生最悪の日だ そのおかげで勲章とは・・・ まるで・・・”
と言葉を濁すビリーでしたが
その後、宗教の話になり・・・ “神の光” で二人は高揚し!? 初キッス♪

良い感じになったと思いきや 案外さっぱりとしたもので・・・? (爆) 

姉に強く引留められて、心揺らぐビリーでしたが・・・
う~むむむ (-_-; 
お若い割には精神的に成熟しているのでは? 等と思ってしまいました。(汗)

それもこれも、戦場で培われたものだ的なシュルーム軍曹の穏やかな台詞が印象に残ります。
精神論を語るシュルーム軍曹はどこかの“神” だったのかな?(微笑)

戦地で身を削りながら成長する若い兵士 VS 真実を知らされず、変わらぬ生活を送る国民 の図?
あの時代のアメリカを冷静な視点で真摯に描いてみせた佳品では、と思いました。

ジョー・アルウィン(ビリー・リン) 特技兵
クリステン・スチュワート(キャスリン) ビリーの姉
クリス・タッカー(アルバート・ブラウン) 映画製作者
ギャレット・ヘドランド(ダイム) ニ等軍曹
ヴィン・ディーゼル(シュルーム) ヴァージル・ブリームニ等軍曹
スティーヴ・マーティン(ノーム・オグルズビー) スポンサー
マッケンジー・リー(フェイゾン) チアガール

ブライアン・“アストロ” ・ブラッドリー(ローディス) ベックウィズ上等兵

イスマエル・クルス・コルドバ(ホリデイ) 三等軍曹

ボー・ナップ(クラック) コック特技兵

メイソン・リー(フー) ヤン特技兵

バーニー・ハリス(サイクス) 上等兵

アルトゥーロ・カストロ(マンゴー) モントーヤ特技兵
ベン・プラット(ジョシュ) 世話係


原作 『ビリー・リンの永遠の一日』 ベン ファウンテン  (新潮クレスト・ブックス)

監督・製作 アン・リー

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