So-net無料ブログ作成

ファントム・スレッド(PHANTOM THREAD) 2017 [は行の映画]

ファントム・スレッド.jpg ダニエル・デイ=ルイス  最後の出演作品。

オートクチュールのドレスが導く、禁断の愛。


上映時間 130分
ジャンル ドラマ/ロマンス/サスペンス

-------------------------------------------------------------------------------------------
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ザ・マスター」の鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督が、
本作を最後に俳優業からの引退を宣言しているダニエル・デイ=ルイスを
主演に迎えて贈る愛憎ドラマ。
オートクチュールの世界を舞台に、完璧主義の仕立て屋と、
彼にミューズとして見初められた若い娘が、
それぞれに相手の思い描く愛の形に振り回されていく中で辿る予測不能の展開を
エレガントにして繊細かつスリリングに描き出す。
共演はヴィッキー・クリープス、レスリー・マンヴィル。       (allcinema より)                              
-------------------------------------------------------------------------------------------
是非 劇場鑑賞したかった作品ですが、行きそびれてしまいまして、レンタルで。
しかし、じっくり味わうタイプの映画なので、かえってお得感があったかも・・・。(微笑)

PHANTOM THREAD  → 亡霊の糸 (直訳?)
(因みに、字幕翻訳は、松浦美奈さん・・・ う~むむむ スクリーンで観たかった~ 残念!)

上流の顧客を相手に、人気の “仕立て屋” というレイノルズ・ウッドコック。
別荘近くの田舎(ヨークシャー)のビクトリアホテルで、ウェイトレスのアルマを見初めて!?
すぐにディナーの約束を取り付けるのですけれども・・・
その時に、母親の話題を持ち出して語ったことが妙に印象深いです。
(それ以前にも、亡き母が身近に居るように感じる・・・というような台詞がありましたが・・・)

“ お母さんの写真を絶えず携えておくといいよ
私はいつも母と一緒にいる・・・ 胸の芯地に母の遺髪を縫い込んであるから・・・
最初に私に裁縫を教えてくれたのは母なんだ!”

母親との日々を思い出しているのか?とても大切そうに語るレイノルズでしたが
アルマが彼の生活に加わってからは、すべてが狂わされていく感じで・・・!?
終盤には、慣れ親しんだ住まいに “死” を感じ? それを疎ましく思う様子まで・・・!?

“幽霊(亡霊?)の糸”  う~ん なかなか含みのある上手いタイトルだな と思いました。

オープニングは何とも不穏な感じの音楽で・・・
これからの尋常でないストーリーを予感させる。

暖炉の灯? 揺らめく柔らかな光を帯びた一人の若い女性が語りだす。
「レイノルズは私の夢を叶えてくれた・・・」
質問者の姿は見えず・・・ 女性はゆったりと落ち着いて・・・。

1950年代・・・
ロンドンの、自宅兼 “オートクチュール” 工房となっている屋敷には
レイノルズ・ウッドコックと、姉のシリルの他にモデルを務める女性が暮らしていたのだが
ある日の朝食時に、その女性が溜まりに溜まった不満をレイノルズにぶつける・・・!?

別の機会に、姉弟が顔を揃えた時・・・
姉のシリルの「もう潮時かも?」という言葉にレイノルズも頷き、
女性は去ることに・・・。

こういったことがどれ程繰り返されてきたのか?

レイノルズが別荘近くで見初めたアルマが、新しい “ミューズ” として迎えられた。

レイノルズは、手掛けたドレスのどこかに “秘密” を縫い込むのが常だった。
そんな彼の “完璧主義” を、多くの女性たちが支え! 姉のシリルが見守ってきた。

リゾートホテルのレストランのウェイトレスあがり? というアルマは、
身体つきは彼の理想形だったが? お行儀の方はいささかよろしくなかった!?

しかし、彼のドレスを着こなすうちに、見違えるように洗練されて・・・!?
工房の一員としての立ち位置も承知し? 彼に力添えできることに喜びを感じるのだったが・・・

さて・・・?

初見では、なんと気の強い小娘!? と、アルマのことをあまり好意的には見られなかったものの
次に吹替えで観たとき、彼女の生命力?というのか、活力?を何故か強く感じました。
ヴィッキー・クリープスはデビュー作を観ているようなのですが、記憶になく・・・
ほとんどお初という感じでしたが、変化に富む表情もCute で、魅力的な女優と思いました。

また、別の意味で魅力的と感じたのは、レイノルズの姉シリル役のレスリー・マンヴィル。
こーゆー方を名脇役と言わずしてどーする!? (^_^ゞ と言いたくなる程に素敵でした♪

そして、ダニエル・デイ=ルイス
気難し屋の演技が板についてる感じ!(微笑)

1年間お裁縫の修業をしたらしいのですが、きっと楽しんでやったのだろうな と・・・。(笑)
小娘の思うがままにやらせてしまう終盤のレイノルズの表情は絶品で!見逃せない感じでしたね♪

うちにDVD「存在の耐えられない軽さ (1988)」があるのですが、久々にまた観てみようかな~ と。

最後になってしまいましたが  f^_^;
お針子さんたちの出勤風景?からして不思議なドキドキ感を覚えるような緊張感のある演出・・・
また、レイノルズがアルマを初めて別荘に招いて、いきなり採寸をし出すところ 等々
終始 “繊細かつスリリング” の連続で、贅沢な気分を堪能することが出来ました。
 
ダニエル・デイ=ルイス(レイノルズ・ウッドコック)
レスリー・マンヴィル(シリル・ウッドコック)
ヴィッキー・クリープス(アルマ・エルソン)
カミーラ・ラザフォード
ジーナ・マッキー(ヘンリエッタ)
ブライアン・グリーソン(ロバート・ハーディ)
ハリエット・サンソム・ハリス(バーバラ)

監督・脚本・製作 ポール・トーマス・アンダーソン

nice!(31)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 31

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。